じめじめとした日が続いていますね☔
そのおかげか7月に入っても比較的涼しいのはありがたいですね😊
そんなかんじで、第6回読書会のまとめになります!
(まとめが遅くなり申し訳ありません😓)
今回の会場は初回からお世話になっているBearsTableさんで行いました。
参加者は主催者含め、男性3名、女性4名の計7名、
初参加の方が1名という構成でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました✨
ラミネートされました笑。
この日も綺麗なお花が活けられており、いつも読書会に彩りを与えてくれます🌼
今回はテーマフリーでした。
以下紹介された本です📚
໒꒱「ニューヨーク公共図書館」映画パンフレット
タイトルは聞いたことがありましたが、どんな内容かはまったくの無知で…
てっきりフィクションの物語かと思いきや、ドキュメンタリーだったのですね!
ナレーションも音楽もなし、図書館でどういう活動をしているのかを
ありのままに写している映画だそうです。
໒꒱「BOOKMARK」フリーペーパー
海外の小説の書評が書かれたフリー冊子。
見かけたことがあるようなないような…
現在14号まで出ており、今度本として出版されるそうです。
໒꒱「マジカルグランマ」柚木麻子
直木賞ノミネート作品。
75歳の元女優というおばあちゃんが主人公。
楽しく読めるが、弱い立場の人にも焦点を当てた作品だそうです。
マジカルニグロ、という言葉を初めて知りました。
(気になる方は調べてみてね!)
໒꒱「マイナス・ゼロ」広瀬正
星新一のショートショートが好きな私は大変興味をそそられました。
SFだけれど時代は戦時中という設定で、ノスタルジーを感じられるそうです。
໒꒱「ツィス」広瀬正
耳鳴りがする…という人が現れ始め、それがだんだんと
人々の生活に大きな影響を及ぼしてくる。
耳鳴りのレベルが1〜6まであり、なんだかパニック映画的な
怖い印象でした。怖いけど…気になる…
(ツィスというのはドイツ語で不協和音のことだそうで、
音楽やってる人ならわかると思いますが…という紹介者の方の言葉に
学生の頃共に音楽を学んだ私と友人が目を合わせて首をかしげるという…笑)
(ふたりとも知りませんでした笑)
໒꒱「人間に向いてない」黒澤いづみ
なかなかショッキングな表紙に、内容もなかなかショッキング。
異形のものになってしまうという奇病が流行り
自分の子供が異形のものに変わったらどうするか、愛することができるのか。
難しい、深いテーマを扱った作品。
太宰治というと自分は人間失格だとか暗いイメージが強いんですが、
ユーモアあふれる作品を選ばれているようです。
読むと太宰治の印象が変わりそうですね。
こちらは漫画本のご紹介。青い表紙がとても綺麗ですね。 漫画家と一人娘のお話です。
巻頭と巻末にカラーページの漫画が毎巻あって、
大きくなった娘のお話がカラーページだけで進んでいくのだそうで、
それがちょっとミステリー的な謎がある感じらしく、とても気になりました。
໒꒱「マンザナの風にのせて」ロイス・セパバーン (著), 若林 千鶴 (翻訳), ひだか のり子 (イラスト)
戦時中のお話で、日系アメリカ人の主人公。
強制収容所へ連れて行かれ、ショックで失語症になってしまいます。
紹介のお話で印象的だったのは、収容所でも日本人はお盆などの行事をしっかりやっていたそうで、、収容所という場所だったからこそ、なのかもしれませんね。
໒꒱「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル(著)
- 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2002/11/06
- メディア: 単行本
- 購入: 48人 クリック: 398回
- この商品を含むブログ (369件) を見る
収容所繋がりで持ってきて下さいました。
以前読書会で紹介されたことがあり、その紹介からこの本を手にとったそうです。
私も昔に読みましたが、もう一度読みたくなりました。
(素晴らしい内容だったとしか記憶が…^^;)
໒꒱「クロストーク」コニー・ウィリス(著), 大森望(翻訳)
SFのラブコメで、携帯会社で働く20代の女性が主人公。
脳の手術で恋人と一緒に感情を共有するはずが、
なんと別の人とつながってしまいます(!)
感情を共有って自分なら恐ろしくてできなそうです😳
恋人との関係や、つながった人とどうなるのか気になりますね。
໒꒱「天の光はすべて星」フレドリック・ブラウン(著), 田中融二(翻訳)
60歳くらいの男性が、木星へ行くという夢に向かって様々な努力をします。
最後は果たしてどんな結果になるのか…紹介者の方が最後のシーンが印象的だったと仰っていました。
うまく伝えられませんが、読むと泣いてしまいそうな気がします…。
໒꒱「キス・キス」ロアルド・ダール(著), 田口俊樹(翻訳)
ロアルド・ダールといえば児童書作家、ですがこれは完全に大人向け!
短編集ですが、かなりブラックユーモアな内容のようです。
章のタイトルがもうブラック…Amazon詳細で見れますのでぜひ見てみて下さい(笑)
໒꒱「煌夜祭」多崎 礼
海の水で人が死ぬ、というぞくぞくするような設定の世界のお話。
多くの島が点在していて、島には一人魔物がいる。魔物は冬至の日に人を食べてしまうが、語り部の語る話を聞くと食べなくなる…人の代わりに物語を食べるような感じでしょうか。
2回目に読む時がとてもおもしろいんだそうです。
実は以前から気になっていた本なので、紹介が聞けて嬉しかったです。
໒꒱「どすこい」京極夏彦
すみません、紹介聞きながらめちゃくちゃ笑ってしまいました(笑)
簡単にいうとひたすらデブが出てくる。食傷気味なくらいデブばかり。
いろんな有名な著書のタイトルをもじった短編集。
(すべてがデブになる…など)
アクが強く一気読みはおすすめしない、とのことです(笑)
໒꒱「この庭に―黒いミンクの話」梨木香歩
主催紹介本。ミケルという子供の見た夢のお話。
女性がアルコールに浸りながら、オイルサーディンを食べ体の中にオイルサーディンを泳がせながら、雪深い街で暮らしている。そこに一人の少女が現れる。
なんとなくこれは心象風景を描いた作品なのかな、と思いました。
また改めてブログで紹介したいところ…。
໒꒱「さめない街の喫茶店」はしゃ
前回の読書会に参加してくださった方が出店していた
一箱古本市で購入させていただいた漫画本です。(ありがとうございました!)
こちらも主人公の女性が現実世界では眠った状態でして、
夢?なのか、ルテティアという街の喫茶店で働いています。
とにかく食べ物が美味しそうに描かれていて、簡単なレシピもついているので
これは…作ってみたいぞ…じゅるり。
ナンバリングがないのですが、どうやら続いているようです。
以上になります!
テーマフリーでしたがほぼ小説という内容の回になりました😳
うちの読書会では特に冊数制限を設けていないので、
7名とはいえ並べるとかなりボリュームがありますね✨
ボリュームといえばこちら↓
京極夏彦さんのご本のボリュームがすごいという話。(中央奥)
手前左のクロストークもなかなかの厚みです(しかも中は二段構成)
そして今回から紹介時間のタイマー代わりに
砂時計を使ってみることにしました⏳
(参加者の方にご提案いただいて、採用させていただきました♪)
自分も紹介する時に残り時間の目安になっていいなと思いましたので
今後もこのスタイルでいってみようと思います🌟
(とはいえ時間管理は私自身アバウトなところがあるので笑、
多少オーバーしたり短かったりは問題なしです^^)
見た目もかわいいですしね⏳✨
終了後は自由参加でそのままみなさんと食事へ。
(自由参加でしたが、出席率100%でした😁ありがとうございます!)
主催のおすすめのもつ焼き屋さんへご案内したかったのですが、
なんと珍しくお店がお休みで…残念😂
そんなわけで会場近くのごはん屋さんへ。
ナポリタンや特大ハンバーグなどこれまたボリューム満点の食事で、
とっても美味しかったです♪
お話も、本、映画、今回はゲームの話までと大変盛り上がりました✨
さて次回は7月28日(日)を予定しております!
時間や詳細は未定ですので、決まり次第告知・募集させていただきますね。
どうぞお楽しみに!