風町読書会

のんびりゆったり。”あこがれ”を大切に。

第5回 風町読書会まとめ

こんにちは😊

2019年6月8日(土)、第5回風町読書会開催しました♪

今回は少人数ということで、

参加者は主催者含め、男性2名、女性3名の計5名でした。

はじめての方が3名、お一人は紹介型の読書会は初めてとのこと!

少人数ならではのじっくりと語り合える贅沢な時間になったかと思います。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました✨

 

今回の会場は、浅草かっぱ橋道具街近くの古民家リノベーションカフェ、

「Café Otonova」さんで行いました♪

www.cafeotonova.net

私も何度かコーヒーをいただきに伺ったことがありまして、

おしゃれで落ち着いた雰囲気のお店です。

かっぱ橋道具街から路地を入ったところにあるため、

静けさがとても良いのです…♪

 

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 (くしゃっと感…今度ラミネートしよう。)

 

今回テーマは女性作家限定でした。

以下ご紹介いただいた本です。

 

໒꒱「ダロウェイ夫人」ヴァージニア・ウルフ、丹治 愛(訳)

ダロウェイ夫人 (集英社文庫)

ダロウェイ夫人 (集英社文庫)

 

タイトルは知っていたのですが、どんな内容なのかはまったく知らなかったです。

ダロウェイ夫人がパーティーを開く日、その一日だけで構成されたお話のようです。

ぱらぱらと見せていただきましたが、一切行間がないことに驚きました。

 

໒꒱「かわいいウルフ」文芸同人誌

woolf.ofuton.in

こちらはヴァージニア・ウルフのファンブックとして発行された文芸同人誌。

下記の写真を見てただくとわかるかと思いますが、すごく立派なご本でした。

たくさんの方がヴァージニア・ウルフについて語ったり対談したり、

とにかくもりだくさんな内容みたいです。

中も飾り絵が綺麗で、コレクションとしても欲しくなってしまいました。

 

໒꒱「野の花えほん」前田まゆみ

野の花えほん 春と夏の花

野の花えほん 春と夏の花

 

野に咲いている花の紹介をしている絵本。

繊細であたたかい野の花々の絵が素敵でした。

持ってきていただいたのは春夏バージョンで、秋冬のもあるようです。

 

໒꒱「月の満ちかけ物語」前田まゆみ

幸せを引き寄せる 月の満ちかけ物語

幸せを引き寄せる 月の満ちかけ物語

 

月の満ちかけや月の名前が優しく書かれた絵本。

野の花の本もそうでしたが、とにかく絵がとてもかわいらしくてあたたかいです。

最近出たばかりのようで、巻末に見やすい満ち欠けカレンダーがありました。

 

໒꒱「恋」小池真理子

恋 (新潮文庫)

恋 (新潮文庫)

 

紹介者の方が、直木賞作品の中でも一押し、ダントツでよかった!ということで、

そこまで言わしめるこの本…とても気になりますね…!

恋というタイトル通り恋愛小説ではあるのですが、

サスペンス、ミステリーの要素もうまく組み込まれた作品のようです。

 

໒꒱「孤狼の血柚月裕子 

孤狼の血 (角川文庫)

孤狼の血 (角川文庫)

 

1963年の広島が舞台の、警察とヤクザのお話。

新人刑事とベテラン刑事の二人が主人公で、ベテラン刑事の方がなかなか際どい捜査をしたりともはやヤクザのような人だそうです。

広島弁で書かれているそうで、リアリティと迫力がありそう。

女性作家の方ですが、かなりハードボイルドな感じらしいです。すごいなあ。

 

໒꒱「ウサギ目社畜科」藤沢カミヤ

ウサギ目社畜科 1 (ヤングジャンプコミックス)

ウサギ目社畜科 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

タイトルのパンチがすごい…!笑

月の世界で餅を作り続ける社畜だったウサギが地球にやってきて 

同じく社畜のサラリーマンと暮らすお話…だそうです。

ウサギは働かないと死ぬという設定がまた面白いなあと思いました。

 

໒꒱「打ちのめされるようなすごい本」米原万里

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

 

ロシア語の同時通訳者だったという、米原万里さんの書評本。

彼女のあたたかな文章の書き方がとても良いのだそうで、

しかも紹介されている本も多岐に渡っているのが興味深かったです。

 

໒꒱「嘘つきアーニャの真っ赤な真実米原万里

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

 

上と同じく米原万里さんのご本です。

シベリアでの学生時代から30年、かつての友人を探して旅をする…

タイトルとあらすじを聞くとフィクションかな?と思ってしまったのですが、なんとノンフィクション。3部構成で、3人の友人のお話になっているようです。

 

໒꒱「クローディアの秘密」E.L.カニグズバーグ、松永ふみ子(訳)

クローディアの秘密 (岩波少年文庫 (050))

クローディアの秘密 (岩波少年文庫 (050))

 

主催の紹介本。

クローディアとジェイミー姉弟が家出をするという話。

家出先はなんと、メトロポリタン美術館

家出を通してクローディアが成長していく姿に感動します。大好きな本です。

 

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໒꒱話題に上がった本(一部)

「オーランドー」ヴァージニア・ウルフ

「ルーヴルの猫」松本大洋

ベトナム犬の街かど」新美敬子

思い出のマーニー」ジョーン・ロビンソン

ネクロポリス恩田陸

 

いつも紹介していただく順番に悩むのですが…

参加者の方から「誕生月順でやっているところがあった」

という情報をいただきまして、その場で採用させてもらいました(笑)

終了後はそのままオトノヴァさんで、主催含め4名で食事をしました♪

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レモンとアスパラ、イカに明太…とてもおいしかったです😍

毎度会場や会の様子とかお料理などの写真をもっと撮ろう…

と思っているのですが、いつもうっかり忘れてしまいますね😅

 

風町読書会も5回目を終え、こうして続けていけているのも

ひとえに参加者のみなさんのおかげだなあとしみじみ…

参加してくださっているみなさん優しくて穏やかな人ばかりで、

みなさんに会を作っていただいているのだなあと感じます。

いつも本当にありがとうございます😊✨

これからも本がくれるご縁を大切に、会を続けていきたいと思います🍀

 

さて次回は6月23日(日)15時からです。

すでに満席となっておりますが、ご興味のある方

次回以降ご参加お待ちしております♪

読書会が初めて!という方にも安心して楽しんでいただけるような会を目指しておりますので、読書会デビューもぜひ!お待ちしております😆

(ちなみに7月は27日か28日を予定しています。)

 

それではみなさま、梅雨のじめじめした季節も

梅雨の似合う本を読む、雨の描写のある本を読む、などなど

読書のムード作りに使っていっちゃいましょう😁