風町読書会

のんびりゆったり。”あこがれ”を大切に。

読書会スピカさんに参加してきました

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こんにちは!風町読書会、中の人のMIKUです。

先日、以前から女性限定・紅茶というワードに惹かれて気になっていた読書会スピカさんに参加してきました。

少し時間が空いてしまいましたが、インスタに上げたレポートに付け加えつつブログにもまとめておこうと思います。

主催、菜子さんのブログはこちら⇨本と紅茶を一杯

 

会の流れは、課題本の「羊と鋼の森」についてみなさんと感想を共有、その後おススメ本の紹介という感じでした。

実は課題本の読書会は初めてだったのですが、他の方の感想を聞くとより本に対する理解や気づきが生まれて良いなあと思いました。感じていたけれど言葉にできなかったことが、対話のなかで言語化されていく感覚です。本に対する愛着が生まれるし、より好きになれました。 

 課題本「羊と鋼の森」宮下奈都

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

 

推し本紹介では、秘密の花園坂本真綾さんの本に一人興奮しつつ、他にもたくさんの本や映画のタイトルが上がって、とっても楽しいひと時を過ごすことができました🌟

それと、私はSFって今までほとんど読んだことがないのですが、参加者の方が紹介されていた本がすごくおもしろそうで、装丁も美しくて気になりました。SF初心者でも大丈夫そう…?!

エンド オブ スカイ

エンド オブ スカイ

 

 本と人、新たな出会いに感謝です!

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主催の菜子さんが準備してくださっていたお菓子と、冷たいパイナップルフレーバーの紅茶を頂きながら、少人数でじっくりまったりとお話しできる素敵な読書会でした✨

お土産のお紅茶と(カレルチャペックの紅茶だー!とここでも一人興奮。笑)、菜子さんのご友人の手作りコースターをいただきました。

コースターは何色かあったのですが、菜子さんにみなさんのイメージで!と無茶振りしてそれぞれ選んでいただきました笑。

私は夏にぴったりな爽やかな色合いのものを選んでいただきました。使うのがとても楽しみです〜♪

 

主催の菜子さん、参加者のみなさま、ありがとうございました!

また機会があれば是非参加したいと思います😊

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自己紹介

一体どんなやつが読書会をしているんだ…?!怪しいやつめ!

という疑問解消(できるとは言わない)のため、

簡単に主催の自己紹介をさせていただこうかと思います。

 

あらためまして、osayuと申します。

 

小さい頃は外で走り回ったりテレビゲームしたり…とまあ、

あまり本を読むような子供ではありませんでした。

小学生の頃にふたごの魔法つかいやハリー・ポッターのようなファンタジーコバルト文庫などの少女小説を少しずつ読むようになり、中学生に上がってから徐々に読書にはまっていった…という感じです。今思えば読書に、という以上に、本という存在に惹かれていたのかもしれないなあとも思います。図書館とか本屋とか書庫とか、そういう空間が好きです。

小学生の頃は読まない割には物語を書くのは好きでした。それは大人になった今も変わらない部分です。(悲しいかなあんまり書かなくなってしまったけれど……あの頃の情熱を取り戻したいなんていう大人になってしまいました。)

 

本は物語を中心に読んでいます。一番ホッとするのは児童書で、

ミステリーや、時々ホラーを読んでドキドキするのがたまりません。

優しかったり、あたたかったり、雰囲気のあるものが好きです。

 

最近は小さなお茶会という古い漫画が私の心の琴線に触れまして、

将来の夢はぷりん奥さんと半ば冗談半ば本気で思うようになったところです。

ちなみに読書会を手伝ってくれている友人の将来の夢はメリー・ポピンズだそうです。

素敵ですね。

 

趣味はピアノ、読書、ゲームなどなど。趣味や好きなものがたくさんでいつもあたふた困っています。

暑さに弱いため夏場は活動的でないかもしれません。

 

ちょっとおふざけも入ってしまいましたが、、

そういえば昔のほうが節操なくなんでも読んでいたな…とも感じていて、読書会を通じてまたいろんなジャンルの本を読めたらいいなあと思っています(^^) 

 

:好きな作家(敬称略):

 恩田陸竹下文子、鈴木まもる、高楼方子似鳥鶏長野まゆみ荻原規子村山早紀宮沢賢治星新一綾辻行人森博嗣ケストナー、ヘッセ

第3回 風町読書会まとめ

みなさまこんにちはこんばんは!

2019年4月20日㈰に3回目となる風町読書会を開催しました。

参加者は主催含め8名(男性5名女性3名)でした。

はじめましての方、前回、前々回に引き続きいらして下さった方、

ご参加いただいたみなさまありがとうございました✨

 

今回も会場は浅草近くのカフェ、BearsTableさんにて行いました。

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お席の様子。ピアノと暖炉が素敵です。

聖書ポケット付きの椅子はどこかの教会のものだったのでしょうか?

こういうものってテンションが上がります…!

そしてBearsTableさんはいつもテーブルに

季節のお花を飾って下さっていてほっこりします🌸

これはなんのお花かわからなかったのですが…

調べたところハナカイドウに似てるかな…?

 

さて、前回に引き続き今回もお一人の紹介時間が大体15分と長めでしたので
一人1〜2冊ほどご紹介いただいた形となりました。

というわけで、以下紹介された本です!

 

໒꒱「ブッチャーズ・クロッシングジョン・ウィリアムズ(著)、布施由紀子(訳)

若者が過酷な冬の雪山で仲間たちとバッファロー狩りをするというお話。

果たして生き残れるのかというかなりサバイバルな状況で

バッファローの皮を売るため、命をかけてバッファローを狩る…

淡々とした描写がリアルで、まるで筆者が見てきたかのようなのだそうです。

自然の恐怖や人間社会の恐怖が垣間見える作品。

(著者の名前を見るとつい頭の中にハリー・ポッターのメロディが

浮かんでしまう私なのでした…)

 

໒꒱「英語でよむ万葉集リービ英雄(著)

イムリーなご本を紹介していただきました!

万葉集のような日本語を英語に訳すってとても難しそうだと感じますが、

そういう翻訳に当たって大変だったこと、

どういうふうに訳したかといったことが書かれているそうです。

(枕詞をどう訳すかなど)

一つ英訳で読んでいただきましたが、

なんとなく英語のほうがはっきりと情景が浮かぶような感じがして、

また違った視点から万葉集に触れられるのかな、と思いました。

 

໒꒱「ピンポンさん」城島充(著)

ノンフィクションで、卓球プレイヤーの荻村伊智朗さんのお話。

戦後すぐくらいのお話だそうで、その時代はまだ

卓球という競技があまり認知されておらず、女性のものと思われていた中で

荻村さんは高校で卓球を始め、メキメキと腕を付けて

最後には世界的トッププレイヤーになり、卓球を世界に普及させたそうです。

好きなこと、夢中になれることにひたすらに打ち込み、

卓球に情熱を捧げた方なのでしょうね…すごい方です…

 

໒꒱「Heaven?」佐々木倫子(著)

墓地にあるフレンチレストランのコメディ漫画。レストランのスタッフは素人ばかり。

設定がすごいですね(笑)

オーナーがわがままで横暴らしいのですが、そのオーナーの一言一言がおもしろく

読むと元気になれそうだなあと思いました。

今年7月に石原さとみさんがそのオーナー役でドラマになるそうです!

佐々木倫子さんの「動物のお医者さん」が好きだったので、

こちらも読んでみたくなりました♪

 

໒꒱「センセイの鞄川上弘美(著)

  漫画版・谷口ジロー

30歳離れた先生との恋を描いた純愛作品。

この日は原作小説と、漫画版を持ってきて下さいました。

漫画版の描き方がとにかく素晴らしいそうで、

好きという気持ちを口にはしなくても、表情や空間で伝わってくる…

ちらっと中を見せていただきましたが、背景まで書き込みがすごくて、

世界の中に入っていけそう…すごくリアリティを感じました。

原作と漫画、併せて味わうのが良さそうです。

 

໒꒱「ゲイだけど質問ある?」鈴掛 真(著)

タイトルがすごい!気になる!

LGBTについて、最近よく耳にするけどよく知らない…という方や、

気になっていて知りたいけど、知ろうにもどうすれば?

という方、いろいろだと思いますが、

そんな疑問に答えてくれる一冊なのかなと思います。 

Q&Aの形でとても読みやすそうなので、手に取りやすいと思います。

私もぜひ読んでみたいと思いました。

 

໒꒱「ギャルと恐竜」森 もり子、 トミムラ コタ(著)

こちらはヤンマガで連載中の漫画のご紹介です。

ギャルがまるで猫を拾った、かのように恐竜を拾ってきて

一緒に暮らすお話です。恐竜!?と驚きますが

またこの恐竜の見た目がかわいいんです。

実はツイッターでちらっと漫画を拝見したことがあって、

その時もなんだかほのぼのしたかわいい恐竜がいるなあ…

癒やされるなあ…なんて思っていました。

ギャルは細かいことで悩まないので、恐竜とも当たり前に

普通に暮らしていて、周りの人達もはじめはびっくりするんだけど、

やっぱりなんだか当たり前のように接していて…

優しい世界に触れられそうな漫画でした(^^)

 

໒꒱「赤と黒スタンダール(著)、小林正(訳)

私は読んだことがなかったですが、

友人がかつてジュリアンについて話していたので気になっていた作品です。

主人公のジュリアンは生まれ持った美貌と才能があって、

それを使って貴族にまで上り詰めるのですが…、、

主人公が貴族社会で生きるために女性と恋愛をするのですが、

虐待を受けていたという辛い過去を思うと…なにか切羽詰ったような苦しさを感じます…こればかりは読んでみないと、主人公の感情や想いを知ることができませんね。

紹介者の方の、一人の男性の戦いのシナリオだった、

というお話が印象深かったです。

 

໒꒱「肺都 アイアマンガ―三部作3」エドワード・ケアリー(著) 古屋 美登里(訳)

アイアマンガ―三部作の3巻目。

表紙の絵やタイトルからも、なかなかデカダンスな雰囲気のある本です。

著者がイラストも手がけており、

本文中にもたくさんの挿絵があったのが印象的です。

そしてタイトルの肺都、は英語で「LUNGDON(肺の都)」、

「LONDON(ロンドン)」をもじったものとなっています。

そんなふうに、本文でも言葉遊びのようなものがたくさん見られるらしく、

翻訳だと伝わりきらない部分もあるようですが、

ダークな雰囲気の中に遊び心があるのは良いなあと思いました。

 

໒꒱「風町通信」「木苺通信」竹下文子(著)

主催の紹介本です。そうです。読書会の名前の由来となった本です✨

ようやく紹介することができて良かったです〜。

こちらの本に関しては、そのうち読書会の紹介も含めて

別記事にまとめようかな〜と思っています(^^)

 

 

書き始めたら長くなってしまった…今後は一言コメントでもいいかしら…笑

今回も知らなかった本とたくさん出会えて、

やっぱり読書会楽しいな〜と改めて思いました(*^^*)

 

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 最後に本を並べて撮影!

出かける前に慌てて作った風町読書会カードを添えて…

そのうち作り直そう(^^;)

 

 

今回は終了後に5名の方と近くのお店へご飯に行きました♪

やはりここでもみなさん本の話が尽きず…

本の話をこんなに長い時間できるってなんて幸せなんだ…!

こういった経験が今までなかったので、本当に楽しかったです。

貴重なお時間をありがとうございました!!

 

次回以降の終了後に関しては、時間によりけりですが

自由参加でカフェ、もしくはご飯へ流れる形にしようかなと思っています。

第1回、2回の時のように、時々ランチもよいかなと。

その都度お知らせしていきますね。

 

さて、次回の風町読書会は

2019年5月26日㈰14時〜を予定しています!

今度はいつものBearsTableさんではなく、

別の場所での開催になります(浅草近くです)。

詳細は後日お知らせいたしますので、

みなさまのご参加お待ちしております!

風町読書会

風町読書会のブログを作成しました!

主に主催の読んだ本や好きな本、気になる本、

日々感じたこと思ったことなどなど

記事にしていこうと思っています(*^^*)

 

読書会の告知、募集もする予定ですので

チェックしてみてくださいね!