風町読書会

のんびりゆったり。”あこがれ”を大切に。

第9回 風町読書会まとめ【前半】

こんにちは🌟

毎度レポートが遅いことに定評のある風町読書会です😂

9月29日(日)の第9回風町読書会のレポートです!

 

今回は前後半に分けての開催でした。

前半の会場は毎度おなじみBearsTableさん🐻

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前半は12時から、初めてのランチを食べながらの読書会でした。

メイン料理と軽食ビュッフェ、ドリンクバーの付いたランチ、

とても美味しかったです♪

そしてなにより毎度ながらおしゃれなんですよね…!

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ごちそうさまでした😊

前半は女性5名、男性1名の計6名で行いました♫

いつも男女比半々くらいなのですが、前半は女性の割合が多くて華やかでした🌼✨

そして今回は前後半共にキャンセル待ちも多くいただいた形となり…

心苦しくも全員分のお席をご用意できずごめんなさい💦

またいつでもお待ちしております!

 

さて今回の紹介本はこちら📚

 

໒꒱「ウィロビー・チェースのオオカミ」ジョーン・エイキン(著)、パット マリオット (イラスト)、こだまともこ(翻訳)

ウィロビー・チェースのオオカミ

ウィロビー・チェースのオオカミ

 

主人公が悪い大人に騙されそうになるも、知恵と勇気で立ち向かっていきます。

小公女的な、ストレートながらはらはらドキドキのある楽しそうな本です。

主人公がガチョウを連れてのんびりロンドンへ帰る…という紹介を聞いて

どういうことなの?!と、すごく読みたくなりました笑。

 

໒꒱「北欧の挿絵とおとぎ話の世界」海野 弘

北欧の挿絵とおとぎ話の世界

北欧の挿絵とおとぎ話の世界

 

パラパラと見せていただきましたが、とても美しく幻想的な絵がたくさん!

絵だけでなく、アンデルセンなどおとぎ話についての解説もおもしろそうでした。 

手元に置きたい本…ですが、アマゾンで見るとすごい高値が付いててびっくりです…!

 

໒꒱「ひそやかな花園」角田光代

ひそやかな花園 (講談社文庫)

ひそやかな花園 (講談社文庫)

 

普段関わりのない7人の子どもたちが、毎年夏にサマーキャンプで集まっていました。

ある時からサマーキャンプはなくなり徐々に記憶からも薄れていくのですが、

大人になって再会して、様々な事実がわかってきます。

その事実が何なのか、紹介を聞きながらものすごく気になりました…!

 

໒꒱「悪女について」有吉 佐和子

悪女について (新潮文庫)

悪女について (新潮文庫)

 

とある女性実業家が死亡し、その女性の知人27人の

女性についてインタビューから成り立つ小説。

とても良い人だったと言う人がいる一方、騙されたり、悪い人だったと言う人もいる…こちらも真実が気になる一冊です(果たして真実はあるのかしら…)

 

໒꒱「経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親」イゲット千恵子

経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親

経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親

 

こちらは子育て中の方からのご紹介本。

日本の大人でも教わらないようなことを、ハワイでは子供のうちから教えていくようで、目からウロコでした。

いくつか内容をご紹介いただきましたが、どれもとても大切なことだなあと感じ、、実際に子どもに伝えていくことができれば、素晴らしいなと思いました。

 

໒꒱「ことり」小川洋子 

ことり (朝日文庫)

ことり (朝日文庫)

 

ひっそりと生きていたい兄弟のお話。後半でお兄さんがなくなってしまいます。

一人になった弟が周りと関係を持とうと生きるのだそうで、

それが小川洋子さんのあの静謐で美しい文章から織りなされているのだと思うと…

いつか手にとってみたいです。

 

໒꒱「春になったら苺を摘みに」梨木香歩

春になったら莓を摘みに (新潮文庫)

春になったら莓を摘みに (新潮文庫)

 

風町読書会で紹介の多い梨木香歩さん、こちらはエッセイをお持ちいただきました。

梨木さんがイギリス留学をしていた頃にお世話になった方に会いに行った時のことを書いています。

紹介者の方のお話で、「理解はできないけど、許します」というスタイルが梨木さんの全体にあるというのが印象的でした。

 

໒꒱「東京バンドワゴン小路幸也

東京バンドワゴン (集英社文庫)

東京バンドワゴン (集英社文庫)

 

よく書店などで見かけていましたが、内容は一切知らず…

大家族のお話で、長いシリーズのものだったんですね。(14冊も!)

舞台が東京下町の古本屋というのが素敵です。

今の時代大家族ってなかなか見ないし自分自身もそうではないから

興味をそそられますね。

 

 ໒꒱「シュガータイム」小川洋子

シュガータイム (中公文庫)

シュガータイム (中公文庫)

 

主催紹介本です。うっかり時間がなくなりあまり紹介できませんでした😅(あるあるです)

女子大生の主人公が、ある日から食欲が止まらなくなり、食べたものをすべて日記に書き記すようになるところから物語が始まります。

全体を通してやはり静かで美しい表現の数々(そして時に毒々しさもある)、

姉弟愛が綺麗で涙が出ました。 

林真理子さんの解説がすごく腑に落ちる感じで、とても良かったです。

 

 

以上になります!

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初めての方もいらっしゃるのにいつもみなさん綺麗に並べて下さって感謝です…😂✨

ランチを食べながらだと紹介しづらいかな…?と不安もありましたが、

割とまったりとお話することができてよかったです。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました🍀

 

後半は次の記事で。もうしばらくお待ち下さい〜。