風町読書会

のんびりゆったり。”あこがれ”を大切に。

第1回 ゆきまち読書会

こんにちは🌟

11月に入り、秋も深まって参りましたね🍁

過ごしやすく、空は高く、とても好きな季節なので毎年秋が来ると嬉しくなります。

 

このところ読書会開催レポートが滞っていて申し訳ありません😢

個人的なことで恐縮ですが、9月からライフスタイルが変わり、かなりバタバタとした日々を過ごしている状況です。年明けまでに落ち着いていると良いのですが…。

レポートを簡単な形にする可能性もありますが、気長にお待ちいただけると幸いです💦

 

さて、レポートが溜まる一方で、次の読書会の告知になります😂

今回から風町読書会から派生しました ”ゆきまち読書会”(女性限定) が始まります✨

…タイトル、慌てて付けたので後々変わるかもしれません…(^^;)

ゆきまち読書会は児童書に限定した紹介型の読書会になります。

児童書ってどこまでが該当するの?という疑問に関しましては、

絵本からYAまで、ざっくり言うと、図書館のこども室にある本ならOK!

ということにしたいと思います🌿

まったりゆるーく本のお話をする会ですので、

読書会が初めてという方も安心してご参加下さいね♫

 

募集は11月7日(木)20時頃から開始予定です。

参加ご希望の際は下記の詳細をよくお読み頂いた上で、

記事最下部の申し込みフォームよりお願いいたします。

 

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※こちらの読書会は女性限定となります。予めご了承下さい。

 

【詳細】

開催日: 2019 年 11 月 17 日(日)

開催時間: 14:00 ~ 16:00

場所: Café Otonova

   (銀座線田原町駅つくばエクスプレス浅草駅よりそれぞれ徒歩10分)
   http://www.cafeotonova.net/
住所:東京都台東区西浅草3-10-4

会費: 500 円+別途ご飲食代

募集人数:5名

 

【参加方法】

当記事下部の専用のフォームからお申し込み下さい。

 

 【概要】

テーマ:児童書(絵本〜YA)

当日の流れ

〈1〉自己紹介

〈2〉お一人ずつ本の紹介・質問や感想を語り合います。

〈3〉時間が余った場合は雑談タイム

〈4〉紹介していただいた本を並べて写真を撮ります

 

 【持ち物】

・紹介したい児童書を1冊以上

・必要な方は筆記用具 

 

【禁止事項】

宗教やネットワークビジネスへの勧誘、セクハラなどの迷惑行為。

このような行為があった場合、次回以降の参加はお断りいたします。 

 

 

参加申し込みフォーム

第1回 ゆきまち読書会申し込みフォーム(児童書・女性限定)

※定員に達し次第フォームを閉じますが、お申込みが重なった場合などご期待に添えない可能性がありますので、予めご了承下さい。

 

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第9回 風町読書会まとめ【前半】

こんにちは🌟

毎度レポートが遅いことに定評のある風町読書会です😂

9月29日(日)の第9回風町読書会のレポートです!

 

今回は前後半に分けての開催でした。

前半の会場は毎度おなじみBearsTableさん🐻

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前半は12時から、初めてのランチを食べながらの読書会でした。

メイン料理と軽食ビュッフェ、ドリンクバーの付いたランチ、

とても美味しかったです♪

そしてなにより毎度ながらおしゃれなんですよね…!

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ごちそうさまでした😊

前半は女性5名、男性1名の計6名で行いました♫

いつも男女比半々くらいなのですが、前半は女性の割合が多くて華やかでした🌼✨

そして今回は前後半共にキャンセル待ちも多くいただいた形となり…

心苦しくも全員分のお席をご用意できずごめんなさい💦

またいつでもお待ちしております!

 

さて今回の紹介本はこちら📚

 

໒꒱「ウィロビー・チェースのオオカミ」ジョーン・エイキン(著)、パット マリオット (イラスト)、こだまともこ(翻訳)

ウィロビー・チェースのオオカミ

ウィロビー・チェースのオオカミ

 

主人公が悪い大人に騙されそうになるも、知恵と勇気で立ち向かっていきます。

小公女的な、ストレートながらはらはらドキドキのある楽しそうな本です。

主人公がガチョウを連れてのんびりロンドンへ帰る…という紹介を聞いて

どういうことなの?!と、すごく読みたくなりました笑。

 

໒꒱「北欧の挿絵とおとぎ話の世界」海野 弘

北欧の挿絵とおとぎ話の世界

北欧の挿絵とおとぎ話の世界

 

パラパラと見せていただきましたが、とても美しく幻想的な絵がたくさん!

絵だけでなく、アンデルセンなどおとぎ話についての解説もおもしろそうでした。 

手元に置きたい本…ですが、アマゾンで見るとすごい高値が付いててびっくりです…!

 

໒꒱「ひそやかな花園」角田光代

ひそやかな花園 (講談社文庫)

ひそやかな花園 (講談社文庫)

 

普段関わりのない7人の子どもたちが、毎年夏にサマーキャンプで集まっていました。

ある時からサマーキャンプはなくなり徐々に記憶からも薄れていくのですが、

大人になって再会して、様々な事実がわかってきます。

その事実が何なのか、紹介を聞きながらものすごく気になりました…!

 

໒꒱「悪女について」有吉 佐和子

悪女について (新潮文庫)

悪女について (新潮文庫)

 

とある女性実業家が死亡し、その女性の知人27人の

女性についてインタビューから成り立つ小説。

とても良い人だったと言う人がいる一方、騙されたり、悪い人だったと言う人もいる…こちらも真実が気になる一冊です(果たして真実はあるのかしら…)

 

໒꒱「経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親」イゲット千恵子

経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親

経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親

 

こちらは子育て中の方からのご紹介本。

日本の大人でも教わらないようなことを、ハワイでは子供のうちから教えていくようで、目からウロコでした。

いくつか内容をご紹介いただきましたが、どれもとても大切なことだなあと感じ、、実際に子どもに伝えていくことができれば、素晴らしいなと思いました。

 

໒꒱「ことり」小川洋子 

ことり (朝日文庫)

ことり (朝日文庫)

 

ひっそりと生きていたい兄弟のお話。後半でお兄さんがなくなってしまいます。

一人になった弟が周りと関係を持とうと生きるのだそうで、

それが小川洋子さんのあの静謐で美しい文章から織りなされているのだと思うと…

いつか手にとってみたいです。

 

໒꒱「春になったら苺を摘みに」梨木香歩

春になったら莓を摘みに (新潮文庫)

春になったら莓を摘みに (新潮文庫)

 

風町読書会で紹介の多い梨木香歩さん、こちらはエッセイをお持ちいただきました。

梨木さんがイギリス留学をしていた頃にお世話になった方に会いに行った時のことを書いています。

紹介者の方のお話で、「理解はできないけど、許します」というスタイルが梨木さんの全体にあるというのが印象的でした。

 

໒꒱「東京バンドワゴン小路幸也

東京バンドワゴン (集英社文庫)

東京バンドワゴン (集英社文庫)

 

よく書店などで見かけていましたが、内容は一切知らず…

大家族のお話で、長いシリーズのものだったんですね。(14冊も!)

舞台が東京下町の古本屋というのが素敵です。

今の時代大家族ってなかなか見ないし自分自身もそうではないから

興味をそそられますね。

 

 ໒꒱「シュガータイム」小川洋子

シュガータイム (中公文庫)

シュガータイム (中公文庫)

 

主催紹介本です。うっかり時間がなくなりあまり紹介できませんでした😅(あるあるです)

女子大生の主人公が、ある日から食欲が止まらなくなり、食べたものをすべて日記に書き記すようになるところから物語が始まります。

全体を通してやはり静かで美しい表現の数々(そして時に毒々しさもある)、

姉弟愛が綺麗で涙が出ました。 

林真理子さんの解説がすごく腑に落ちる感じで、とても良かったです。

 

 

以上になります!

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初めての方もいらっしゃるのにいつもみなさん綺麗に並べて下さって感謝です…😂✨

ランチを食べながらだと紹介しづらいかな…?と不安もありましたが、

割とまったりとお話することができてよかったです。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました🍀

 

後半は次の記事で。もうしばらくお待ち下さい〜。

 

彗星・風町読書会

みなさまこんにちは♪先日よりTwitterでお伝えしておりました、風町読書会初のコラボ企画のお知らせです!

 

以前2度ほど読書会主催者の会というものに参加させていただきまして、

いろんな読書会の主催者の方とお話をしているうちに

読書会のコラボなど何か一緒にやれたら楽しいのではないだろうかと

一人妄想を膨らませていました😁

そしてこの度ありがたいことに、彗星読書倶楽部さんとの合同読書会が決定しました✨

:彗星読書倶楽部さんHP:

suiseibookclub.com

彗星読書倶楽部さんはとてもクラシックでインテリジェンスなイメージで、

風町ようなふわっとした読書会とのコラボってどんなふうになるだろう?

私自身とても楽しみな企画となりました😁✨

詳細は以下になります!

 

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今年も読書の秋がやってきました🍁秋の夜長に家でじっくり読書するもよし、公園のベンチに座って読書するもよし…

秋は読書の楽しみと可能性が広がる素敵な季節ですね✨

さてそんな10月に開催するのは、彗星読書倶楽部・風町読書会の合同読書会です! 

 

どのような内容かといいますと…今回の読書会では途中休憩を挟み、前半後半に分けて行います。 

前半では彗星読書倶楽部の企画『断片読書会』

後半では風町読書会の企画『紹介型読書会~1940年迄編~』 

それぞれの詳細は下記の概要をお読み下さいね(^^) 

 

【詳細】

開催日: 2019 年 10 月 13 日(日) ※台風19号により延期となりました

 新日程:2019 年 10 月 26 日(土)

開催時間: 14:00 ~ 17:00

場所: BearsTable

  浅草駅(東武・都営・メトロ)より徒歩3~5分

  銀座線田原町駅より徒歩5分

  http://bearstable.jp/tokyo/

  住所…東京都台東区雷門2-15-1 デコルテ浅草ビル 1F

会費: 1,000円+別途各自ご飲食代

募集人数:10名

 

【参加方法】

当記事下部の専用のフォームからお申し込み下さい。

 

 【概要】

①断片読書会(彗星読書倶楽部企画)

彗星読書倶楽部の管理人・森大那が用意する、名作の「断片」を集めた冊子をお配りします。

その文章から気づいたこと、思い出したこと、好きなところ、わからなかったところ……なんでもお話しください。

参加者の発言が積み重なったら、どんな化学反応が起こるのでしょう?

完結した文章ではない、文章と思考のカケラだけが目の前に並ぶ時、皆さんの内側で、どんな発見が起こるでしょうか……?

予測不能ではありますが、司会者は色々な質問を投げかけながら、参加者の発想の手助けをします。

どんな断片なのかは、参加者だけのお楽しみ……

今回限りの、特別な読書会です。

(冊子はPDFで参加者に事前にお配りします。前もって読んで来ていただくことができますので、ご安心ください。当日は人数分の冊子をご用意します。)

 

②紹介型読書会~1940年迄編~(風町読書会企画)

テーマ「1940年までに出版or執筆された本」(翻訳ものは原典の出版年or執筆年でOK)

普段の風町読書会は時々テーマを設ける他はジャンルフリーでおこなっております。

今回は彗星読書倶楽部さんとのコラボということで、クラシックな本というイメージの彗星読書倶楽部さんに合わせてテーマを設けました(^^) 

 

【当日の流れ】

〈1〉自己紹介

〈2〉テーブルをふたつに分けます

〈3〉断片読書会を行います

〈4〉休憩を挟んで席替え

〈5〉紹介型読書会を行います

〈6〉紹介された本を並べて写真撮影

〈7〉時間があまったらフリートーク

 

 【持ち物】

・紹介したい1940年までに出版された本を1冊以上

・必要な方は筆記用具 

 

【禁止事項】

宗教やネットワークビジネスへの勧誘、セクハラなどの迷惑行為。

このような行為があった場合、次回以降の参加はお断りいたします。 

 

彗星・風町互いに初のコラボ企画ということで、いろいろと試行錯誤しながら

みなさまに楽しんでいただけるような読書会にしたいと思っています♪

おいしいお茶を飲みながら、和気あいあいと本のお話ができると嬉しいです(^^)

ご参加お待ちしております♪

 

参加申し込みフォーム

*満席となりましたので、募集を締め切りました。

 キャンセルが出た際には改めてアナウンス致します。

 

第8回 風町読書会まとめ

こんにちは🌟

8月18日(日)の第8回風町読書会のレポートです!

 

会場は毎度おなじみBearsTableさんです🐻

この日は特別暑くてもうそろそろ溶けるんじゃないかと

このまま現世とおさらばしてしまうのかもしれない…

と思いながら会場までトコトコと徒歩。

(幸い形は保っております)

いや本当に、お暑い中お集まりいただいたみなさま

ありがとうございました…!

今回は男性4名、女性5名の計9名で行いました♫

お一人は初参加で、なんと今噂の上野のBar Bookshelffさんで

以前伺った時にたまたまお隣りになった方が来て下さいました!

こういうご縁っておもしろいなあと感じます。ありがたいことです🙏

美味しいお酒と本の話を求め度々お世話になっております😁

 

さて今回の紹介本はこちら📚

 

໒꒱「東の果て夜へ」ビル・ビバリー(著)、熊谷千寿(翻訳)

東の果て、夜へ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

東の果て、夜へ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

少年が人を殺しにいく話。と聞くとそれだけで胸が痛くなりますね…

主人公たち3人の少年が長い旅に出るそうですが、

その主人公の弟が暴力的であったり、かなり緊張感のありそうな小説

 

໒꒱「バーナード嬢曰く。施川ユウキ

バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス)
 

バーナード嬢と呼んでくれと言う主人公、ということでこのタイトル。なんかかわいいですねw

図書室が舞台の漫画で、紹介を聞く限り古今東西たくさんの本のタイトルが登場します。

本好きにはたまらない漫画なのでは…?!私も読んでみたいです。

 

໒꒱「ののはな通信」三浦しをん

ののはな通信

ののはな通信

 

前回も紹介に上がった本で、人気が伺えます…!

女学校で、二人の少女が書簡のやりとりをする

という部分だけでかなり想像がふくらみますし、とても魅惑的ですね…。

 

໒꒱「ビッビ・ボッケンのふしぎ図書館」ヨースタイン・ゴルデル(著)、クラウス・ハーゲルップ(著)、猪苗代 英徳 (翻訳)

ビッビ・ボッケンのふしぎ図書館

ビッビ・ボッケンのふしぎ図書館

 

ののはな通信の紹介者の方が、同じ書簡形式の本をということでご紹介。

いとこ同士の二人が交換ノートと手紙をやりとりしながら、

物語の中で登場する”未来に出される本”の謎に迫ります。

この本に出会って手に入れるまでの紹介者の方の話が物語のようでとても素敵でした。

 

 

໒꒱「三日間の幸福」三秋縋

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)
 

未来を悲観した二十歳の主人公が、1年1万円として自分の寿命を売ります。

残り3ヶ月間の寿命をどう生きるのか、何をするのか。

何のために生きるのかを問うような内容のようで、考えさせられる一冊です。

 

໒꒱「銀河鉄道の夜宮沢賢治(著)、清川あさみ(絵)

銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

 

有名なこのタイトルの物語に、ビーズや刺繍で織りなす絵が美しい一冊です。

少し拝見しましたが、ページをめくるごとに絵が現れます。すごい。

はくちょう座など夏の星座が出てくることもあり、

夏にぴったりな物語です✨岩手県へ行きたくなります…

 

໒꒱「ほしのこえ」大場惑 (著)、新海 誠 (原著)

小説 ほしのこえ (角川文庫)

小説 ほしのこえ (角川文庫)

 

少年少女のお話で、少女が宇宙へ戦いに行かなければならなくなります。

二人をつなぐのは携帯電話のメールだけ。でも、だんだんと距離が離れれば離れるほどメールが届くまでの時間も長くなっていきます。

アニメーションでチラと見たことがありますが、とても切なかった印象でした。

最終的にどうなるのかは知らないので、読んでみたいです。

 

໒꒱「宵山万華鏡」森見登美彦

宵山万華鏡 (集英社文庫)

宵山万華鏡 (集英社文庫)

 

京都の祇園祭の、6つの群像劇。

私も大好きな本で、森見さんの作品の中でも少しホラーより?だった気がします。

京都という地に潜んでいるであろう不思議な世界へ誘ってくれる、素敵な一冊です。

 

 

໒꒱「『罪と罰』を読まない」岸本 佐知子 , 三浦 しをん , 吉田 篤弘 , 吉田 浩美

ドストエフスキー罪と罰を読んだことのない4人が、

読まずに罪と罰について語ったり、推理したりする面白い試みの本。

いろんな本でやっても楽しそうだなあと、紹介者の方のお話を聞いていて思いました!

 

 

໒꒱「アイネクライネナハトムジーク伊坂幸太郎(原作)、いくえみ綾(漫画)

伊坂幸太郎の同名タイトルのコミカライズ。

いろんな出会いのタイミングを描いた作品とのことで、

いくえみさんはいろんな登場人物それぞれの視点での描き方が上手な方だなあと思っているので、伊坂幸太郎作品との相性がとても良さそうです。

 

໒꒱「失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ」マルセル・プルースト (著), ステファヌ・ウエ (イラスト), 中条 省平 (翻訳)

失われた時を求めて フランスコミック版  スワン家のほうへ

失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ

 

プルーストの作品の、こちらはフランスでコミカライズされた作品の翻訳版。

原作がとても難しいらしく、絵として見ると背景などの情報が得られて分かりやすいみたいです。少し拝見すると、背景の書き込みなどがすごくて、あと漫画だけど文章量も多くて見ごたえがありました。

 

໒꒱「百花」川村元気

百花

百花

 

認知症と診断された母とその息子の物語。

忘れていく母と反対に、母との思い出が蘇ってくる息子。

”半分の花火”という、これだけ聞くとどういう意味だろう?と考えてしまう言葉がキーワードとなっており、物語の中でその謎も解けていくそうです。

作者が全国のケア施設を周って取材をされたそうです…すごい。

 

໒꒱「クライマーズハイ横山秀夫

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

 

タイトルは聞いたことがあったのですが、昭和60年に起きた航空機事故のことを描いた作品だったのですね。

その事件の時に遊軍記者としてデスクを任された主人公のお話だそう。

事件はノンフィクションですがお話自体はフィクションで、けれどもまるであったかのようにリアリティがあるとのこと。

 

໒꒱「貸出禁止の本をすくえ!」アラン・グラッツ(著)、ないようふみこ(翻訳)

貸出禁止の本をすくえ!

貸出禁止の本をすくえ!

 

小学校の図書室が舞台で、ある保護者の意見により「クローディアの秘密」をはじめ様々な本が教育に良くないといって貸出禁止になってしまいます!

主人公たちは「ロッカー図書館」としてこっそり禁止になった本の貸出を始めます。

後々バレてしまうのですが、その後の展開もとてもおもしろそうでした!

 

໒꒱「一○一教室」似鳥鶏

一○一教室

一○一教室

 

主催者紹介本その1。 

表紙からもう怖い本なのだなと感じると思いますが、本当に怖い本でした…。

オススメするためというより、紹介することで少し自分の中で整理をつけたかったというのが本音でした。

参加者の方から教えて頂いたのですがこのタイトル、

ジョージ・オーウェルの「1984年」に同じ101と名のつく拷問部屋があるのだそうですね。とても納得しました。

 

໒꒱「夏への扉」森見美彦

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 

主催者紹介本その2。

開催日時点ではまだ3分の2ほどしか読めていなかったのですが、

読み終わった感想としては、私はこの主人公の前向きな性格、

どんどん行動していくそのエネルギーと決断の早さ…とても好きになりました。

こちらの本は以前参加者の方の紹介を聞いて興味がわいて手に取りました。

SF初心者にはとても良かったと思います!

 

以上になります!

今回も面白そうな本がたくさん並びましたね✨

内3作品が図書館とか図書室のお話(とタイトル)だったのが

偶然とはいえ読書家さんたちらしいチョイスで素敵だなあと思いました。

そして参加者の一人の方は、いつも風町に似合いそうな本を選んで来てくださるのだそうで…!なんだか嬉しかったです😊

そんな主催者の紹介本といえば前回はホラー、今回はダークすぎる本という…。

主催がこんななので、今後もみなさんお好きな本をお持ち頂ければと思います!笑。

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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございましたー!

 

さて次回の風町読書会は9月29日(日)を予定しております♫

会場や時間はまだ未定なので、決まり次第告知させていただきます。

もしかしたらバーで読書会が実現するかもしれません…?!

どうぞお楽しみに!

第7回 風町読書会まとめ【後半】

大変お待たせしました、後半のレポートです!

 

後半は男性5名、女性4名の計9名で行いました。

初めての方は4名で、読書会を主催されている方や、

いつも来てくださっている方のご友人にもご参加いただきました😊

いろんな方にお越しいただき、本当にありがとうございました!

 

そして毎度紹介順に悩むのですが、今回は星座順ということで

おひつじ座から順番にご紹介をお願いしました。

前後半ともに不思議と後半の星座の方が多かった印象でした。

 

というわけで紹介本です📚

 

໒꒱「カザアナ」森絵都

カザアナ

カザアナ

 

オリンピックの後景気が悪くなった後の日本が舞台で、

すべてを監視される社会を描いたディストピアSF小説

オリンピックも目前で、今読むといろいろ思うところがありそう。。

アニメ化とか向いてそうな感じかな?

 

໒꒱「7SEEDS 公式ファンブック」田村由美

紹介者の方が、本編の漫画は今手元にないそうでこちらを。

隕石が落下し滅亡した世界でサバイバルする人々のお話。

登場人物が多いのですが、それぞれの人にドラマがあるそうで

その人間模様も面白そう…。ちなみに全35巻!

現在Netflixでアニメ化されているそうです。

 

໒꒱「夜は短し歩けよ乙女森見登美彦

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

 

こじらせ系男子の、ややこしい青春を描いた物語。

変わった登場人物たち、不思議な出来事、夜の京都…

このワードでかなりときめいてしまいますね。

ザ・森見ワールドが味わえる一冊かと!

 

໒꒱「ラ・タ・タ・タム―小さな機関車のふしぎな物語」ペーター・ニクル (著), ビネッテ・シュレーダー (イラスト), 矢川 澄子 (翻訳)

ラ・タ・タ・タム―ちいさな機関車のふしぎな物語 (大型絵本)

ラ・タ・タ・タム―ちいさな機関車のふしぎな物語 (大型絵本)

 

夜は短し歩けよ乙女」の作中で、黒髪の乙女が探している絵本がこちら。

私も一度見てみたかったので、実物が見れて嬉しくなりました!

絵がとても幻想的で美しいです…手元に置きたい一冊。

 

໒꒱「ひかりの魔女」山本甲士

ひかりの魔女 (双葉文庫)

ひかりの魔女 (双葉文庫)

 

80過ぎのおばあちゃんが、次男家族の家で暮らすのですが、

次男はリストラに合い、奥さんはパートをクビになり…

ちょっと大変な状況になってしまいます。

しかしこのおばあちゃんかなりの人徳者で、人脈がたくさんあり、

そこから一家が立ち直っていく…というお話。

人に自信を与えるおばあちゃん、素敵すぎます。

 

໒꒱「月曜日の友達」阿部共実

月曜日の友達 1 (ビッグコミックス)

月曜日の友達 1 (ビッグコミックス)

 

こちらは漫画のご紹介。

主人公の女の子は成長するにつれ、自分の好きなものがまわりとズレていく、

でも自分は子供のままだ…と感じるように。

そんな時、超能力者を目指す男の子と出会い、二人の不思議な絆が生まれてきます。

かなり繊細にものごとを感じ取る主人公なのかな、

そこがすごくキラキラとして見える一方、苦しさを感じるような印象でした。

イメージMVがあるとのことで、紹介者の方がTwitterで教えて下さったのでシェア。

youtu.be

読んでないのに泣けました…。

 

໒꒱「献灯使」多和田葉子

献灯使 (講談社文庫)

献灯使 (講談社文庫)

 

災害後鎖国状態となり孤立した日本を独特の視点で描いた小説。

細かくディテールを描くことでだんだんと物語が紐解かれていきます。

作者はドイツ文学博士でドイツに永住しているそうで、

海外から見た日本を描いているとのこと。ディストピア

 

໒꒱「雨はコーラがのめない」江國香織

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

 

エッセイ集。雨というのは犬の名前だそうです。

繊細さや感傷的なところなどと、真正面から向き合っている。

寂しさや不安に敏感な人と仰っていましたが、確かにそうだなあと私も感じました。

江國さんのエッセイは雨が似合う、というのも印象的で、共感しました。

 

໒꒱「ARIA」天野こずえ

ARIA (1) (BLADE COMICS)

ARIA (1) (BLADE COMICS)

 

こちらはとても青、青空が似合う漫画!

主人公のアカリは、ネオ・ヴェネツィアという町でゴンドラの船頭をしていて、

その持ち前の明るさ、おおらかさで誰とでも友達になっていきます。

私も途中まで読みましたが、とても癒やされる漫画で大好きでした。

 

໒꒱「手のひらの京」綿矢りさ

手のひらの京 (新潮文庫)

手のひらの京 (新潮文庫)

 

のんびりしているが結婚に焦っている長女、

モテるが大変な恋愛をする次女、

大学で勉強をしながら上京を考える三女。

京都に住む個性あふれる三姉妹のお話。

作中に祇園祭大文字焼きなど京都らしい描写があるのも魅力的ですね。

 

 

໒꒱「ののはな通信」三浦しをん 

ののはな通信 (角川書店単行本)
 

主人公は二人の女性、時代は昭和後期、女子高生の時代から始まります。

二人の書簡形式で描かれた作品で、トラブルもありつつ

偏見の強い時代に二人は惹かれ合います。

秘密の恋、密やかに二人の愛がはぐくまれていく様子、

とても興味があります…しかし紹介者の方が仰っていましたが、

とてもすごい秘密をのぞき見している気持ちになるとのことです笑。

 

໒꒱「きげんのいいリス」トーン テレヘン (著), 長山 さき (翻訳)

໒꒱「ハリネズミの願い」トーン テレヘン (著), 長山 さき (翻訳)

きげんのいいリス

きげんのいいリス

 
ハリネズミの願い

ハリネズミの願い

 

人間の個性に近い動物たちのお話。

きげんのいいリスがなぜきげんがいいかというと、すぐに忘れるから!

…羨ましいですね笑。

痛みとはなにか、体の痛みだけじゃなく、悲しみも痛みではないのか…?

そんな哲学的な内容を、シュールな動物たちの話として描いているようです。 

 

໒꒱「そこにいるのに」似鳥鶏

そこにいるのに

そこにいるのに

 

主催紹介本①

夏だし、ホラーですこしひんやりしたいなと思い…

ホラーの短編集で、現代らしいテーマのものが多かったですね。

一遍だけとても泣けるのですが、途中まで完全にホラーの様相なので

良い意味で裏切られました。

似鳥鶏さんの著作は結構読んでいますが、本来ミステリー作家さんなのです。

 

໒꒱「夜空と星の物語」アマナイメージズ (著), 日本星景写真協会 (著)

夜空と星の物語

夜空と星の物語

  • 作者: アマナイメージズ,日本星景写真協会
  • 出版社/メーカー: パイインターナショナル
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

主催紹介本②

こちらは星空の写真集です。

星座の写真の横には、その星座の物語が一緒に掲載されています。

都内ではこういった星空は見えないので、時々眺めるととても癒やされます。

とても美しい本で、星や天文が好きなこともあってお気に入りの本です🌟

 

以上になります!

ちなみに今更ですが、紹介者の方のお話を聞いて

自分なりの解釈でコメントを書いているので、

もしかしたら実際の内容と違っているところがあるかもしれません…

その点はご了承いただけるとありがたいです😂

 

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参加してくださっていたオシアゲ読書会のあくびさんが

風町読書会の名刺を裏表で置いてくださって、お心遣いに感謝でした!

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終了後はみなさんと食事へ✨

前回ご案内できなかったおすすめのもつ焼きやさんへ行き、

飲み食いしながらまた本の話を尽きることなくしていました😁

10名だったので席の関係でお話できなかった方もいましたが、

ご一緒してくださったみなさま、ありがとうございました♫

 

次回は8月18日(日)14時〜16時半です🍀

募集は今晩9時に開始予定ですので、ご興味のある方は

FacebookまたはTwitterにてご確認下さい🌟

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長い記事でしたがここまでお読みいただいた方(いるのかな…)

ありがとうございました😊

毎度このレポート続けていけるんだろうか…と不安になりつつ😂、

できるところまでやっていこう思います(笑)